今回はANA格納庫見学ツアー ANA BLUE HANGAR TOURについて紹介します。整備中の飛行機を間近で見ることができ、航空機ファンでなくとも非常に楽しめるツアーです。しかも無料なんです!ツアーの予約方法から、おすすめのレンズ焦点距離や実際に撮影してきた作例を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
ANA BLUE HANGAR TOURは羽田空港の滑走路端に位置するANAの格納庫を見学できるツアーです。ツアーはおおよそ1時間半で構成されており、最初の30分はオリエンテーションで、残りの1時間弱で格納庫の見学をします。格納庫の中には大小さまざまな飛行機が駐機しており、間近で飛行機を見学したり、写真を撮影することができます。
また、天気が良く風が弱い日は格納庫の扉が解放されており、目の前に広がる滑走路に離着陸する飛行機を見ることができます。さらには、冬の空気が澄んだ時には富士山を見ることができ、その光景は圧巻です。
私はこれまで何度かこのツアーに参加させていただきましたが、行くたびに位違う飛行機を見ることができ、何度訪れても飽きることはありません。一番の推しであるスターウォーズジェットのJA873Aにも出会うことができました。
予約方法
予約方法はいたってシンプルでANA Blue Hangar tourオフィシャルサイトから予約することができます。料金は無料ですので、空きのある日程を選択し、必要事項を入力するだけです。
ただし、これだけ魅力的なツアーということもあり、すぐに満員になってしまいます。ツアーの日のちょうど一か月前のAM9:30頃から予約可能になるので、PCやスマホの前で待機し、予約開始と同時にアクセスし、予約を勝ち取ってください。また、キャンセルが出た場合にはその枠が解放されるので、こまめにチェックするのもおすすめです。
アクセス
ANAの格納庫まではモノレールの新整備場駅(整備場駅もあるので間違えないように注意!)から徒歩で約10分です。また、新整備場駅からツアー参加者専用のシャトルバスも運行されていますので、こちらを利用するのも良いでしょう。バスの時刻表は予約完了後に送られてくるメールにURLが添付されていました。
おすすめのレンズ焦点距離
ツアーの最中は一部を除き写真撮影が許可(動画はNG)されています。せっかくの機会ですのでしっかり準備してからツアーに参加しましょう。欲をいえば、超広角から望遠までカバーしておきたいところです。ツアー中にレンズの付け外しをする余裕はあまりないと思いますのでズームレンズを持っていくと重宝します。
まず広角を使うと飛行機の間近からこんな画が撮れます。こちらの例はフルサイズ換算20mmです。
こちらは夕日を浴びるエンジンをフルサイズ換算120mmで撮影しました。
そして、目の前の滑走路(34L)に着陸する飛行機をフルサイズ換算200mmで撮影するとこんな感じ。
いろいろな画が撮れますので、できるだけ広いレンジをカバーできる準備をしておくことをおすすめします。
作例
それでは最後にツアーの最中に撮影した作例をいくつかご覧ください。参考になれば幸いです。