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Travelingram > ブログ > Camera Reviews > 今だからこそフィルムカメラ Nikon F2
更新日: 2019年10月15日

今だからこそフィルムカメラ Nikon F2

 私は普段デジタル一眼レフやミラーレスカメラで写真を撮ることがほとんどですが、フィルムカメラで写真を撮ることがたまにあります。
 なぜこの時代にフィルムカメラなのか。もちろんフィルムが持つ独特の色合いや粒状感が好きだということもありますが、私が1番惹かれるのは、写真を撮る行為と深く向き合えるという点です。
 デジタルカメラは写真を撮るとすぐに確認ができ、それが気に入らなければ、削除し、新しく取り直すことが出来ます。一度、初期投資をしてしまえば、何枚撮ってもタダです。しかしながら、その手軽さゆえ、よくわからない写真を無駄に撮ってしまったり、自分が切り取りたいイメージも固めないまま、絞りやシャッタースピードを適当に設定し、写真を撮ってしまうことが多くあります。
 一方フィルムカメラはどうでしょうか。写真を撮っても、現像しプリントするまでは確認は出来ませんし、たとえ気に入らない写真だっとしても、一度フィルムに焼き付けてしまえば、消すことは出来ません。枚数にも制限があり、多くても一本のフィルムで36枚しか撮れない上、撮るたびにお金がかかります。でも、その分、一枚一枚撮ることに集中します。自分は今、目の前にある景色の何を切り取りたいのか、どんなイメージを伝えたいのか、そのイメージは絞りやシャッタースピードをどれくらいにしたら伝わるのか、慎重に考えるようになります。
 これが、私がこの時代ににフィルムカメラで写真を撮る理由です。

オススメのフィルムカメラ Nikon F2

 まずはフィルムカメラを選ばなくてはなりません。新品で買えるモデルは数少なく、また出来るだけ低予算で、となると中古品を探すことになると思います。そこで私がオススメしたいのは1971年にニコンが発売したNikon F2です。理由は以下の通り。

当時のフラッグシップ機であり、非常に堅牢

 F一桁機のF2は、1971年当時のニコンのフラッグシップ機であり、非常に頑丈に作られています。私自身もこのF2を二台所有していますが、発売から50年が経とうとしている今でも、問題なく、安定して使うことが出来ています。

1万円も出せば、普通に使える個体が手に入る

 こんな素晴らしいF2ですが、流通量が多く、1万円も出せば、普通に使える固体が手に入ってしまいます。ヤフオクで探してみても良いでしょうし、オークションが心配という方は、中古カメラ屋さんで探して見ても良いでしょう。Nikon F2はほとんどのお店で取り扱ってると思います。

不朽のFマウントを採用しており、多くのレンズが使用できる

 なんといっても、一番の魅力はこれ。ニコンのFマウントを採用しており、多くのレンズが使えるのです。中には、Fマウントであっても、使用できないもの、使用できるが機能が制限されるものがありますので、これについては別の記事でNikon F2の使い方をまとめますので、そちらを覗いてみてください。

フルマニュアルのため、非常に勉強になる

 Nikon F2はフルマニュアル機のため、絞り、シャッタスピードを自分で設定しなくてはなりません。現代のカメラに慣れている方には、少し煩わしいかも知れませんが、これが非常に勉強になるんです。また、上手に撮れた時の喜びは現代のカメラでは味わうことができないほどです。

機械式のため、電池切れの心配がない

Nikon F2はF一桁機のうち、最後の機械式カメラ(F3以降は電子式)です。露出計の駆動にのみ、ボタン電池を使用しているだけで、例え電池が切れたとしても、写真を撮ることが出来ます。露出計は、スマートフォンのアプリでも代用できますし、慣れれば自分の目で適正露出がわかるようになりますので、それほど大きな問題にはなりません。Nikon F2の堅牢性の高さも、機械式であることから来ているのかも知れません。

おわりに

 皆さんもたまにはフィルムカメラで写真を撮ってみてはいかがでしょうか。この時代たからこそ見えてくるものがあると思います。そして、Nikon F2も是非手に取って見てください。あなたの信頼のカメラの1台になること間違いなしです。

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