本記事ではニュージーランドで撮影した虹の写真の作例を一枚挙げ、その撮影場所、撮影方法、Lightroomを使用したRAW現像のプロセス、使用した機材について紹介していきます。
ニュージーランドで壮大な虹を撮影してみた。
実際に撮影したのがこちらの写真。
綺麗にアーチ状の虹を捉えることが出来ました。よーく見るとダブルレインボーになってるのも分かると思います。
撮影場所
撮影場所は、ニューランドのマウントクック国立公園内で撮影しました。ニュージーランドの南島は一日の間に天気が変わりやすく、虹に出会えるチャンスもたくさんあるので、この場所にこだわる必要はありません。
また、虹に出会える確率をぐーんと上げるちょっとしたコツを別の記事にまとめています。よろしければ合わせてご覧ください。
撮影方法
昼間の撮影なので難しいことはありません。普段風景を撮るのと同じような設定でOKです。今回は以下の設定で撮影しました。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
シャッタースピード | 1/800sec |
ISO | 200 |
絞り | f4.5 |
焦点距離 | 26mm |
ここで一つポイントです。
虹を強調して撮影したい場合にはCPLフィルターを使用してみましょう。(使用しなくても、もちろんOKです。)
虹というのは太陽の光が空気中の水分に反射することで起きる自然現象です。反射の強弱をコントロールできるCPLフィルターを使えば、虹の写り方もある程度コントロールできてしまいます。
使い方は非常に簡単。ファインダー(またはディスプレイ)を見ながら、フィルターを回転させ、一番虹の色が濃くなったところで撮影するだけです。
Lightroomを使用したRAW現像
次に撮影した写真のLightroomにおける現像プロセスを紹介します。Lightroomって何?って方は、以下の記事を先にご覧ください。
以下の動画の4:25~をご覧いただければ、RAW現像のプロセスをご覧いただけます。なお、最初から通しでご覧いただければ、本記事で紹介している内容を網羅しています。
使用した機材
撮影に使用した機材を紹介しておきます。カメラはNikon D600を使用しました。発売から、ずいぶん経ちますが今でも現役で使用しています。風景写真を撮る上では、十分使えますし、画質も非常に良いです。ただし、センサーにダストが付きやすく、他のカメラに比べ、頻繁にメンテナンスが必要なので、その点はご注意ください。
次にレンズ。同じくNikonのAF-S NIKKOR 24-85mmを使用しました。D600のキットレンズとしても販売されたレンズですが、絞れば非常に描写は綺麗です。フルサイズ用のレンズとしては軽量で気軽に外に持ち出せるので、おすすめです。中古市場にも多く流通していますので、低価格でゲットできるのもポイントです。
そして、前述したCPLフィルターです。これはなくてもOKですが、一つ持っていると、風景写真では重宝するのでおすすめです。ご自身のレンズのうち一番大きいレンズ径に合わせて購入し、ステップアップリングで運用するのが経済的です!
おわりに
この他にも、写真や旅行に関する記事を書いています。トップページにおすすめの記事をリスト化してますのでよろしければ是非覗いてみてください。
記事内で気になったことをこちらからGoogle検索できます。
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