念願のオーロラ観測旅行。せっかく行くのだから絶対に美しいオーロラをご自身の目で観てみたいですよね。本記事ではオーロラに出会う確率をぐーんと上げる3つの方法を紹介したいと思います。私はアイスランドへ旅行しましたが他の場所でも有効だと思いますのでご活用下さい。
オーロラに出会う確率をぐーんとあげる3つの方法
以下の3つにまとめました。そんなに難しいことではないですが、これらを駆使すればオーロラに出会える確率はぐーんと上がります。ぜひ試してみてください。
①レンタカーを借りてロードトリップする
これが一番重要です。アイスランドは全域がオーロラベルト直下にあるため、どこにいてもオーロラを観測できるチャンスがあります。したがって、その日の状況に応じて、フレキシブルに行動できる足があることが非常に重要です。滞在している場所の天気が悪ければ、天気の良さそうな100km先までレンタカー行ってしまえばいいんです。道路も広くて、分岐もほぼないので、100kmくらいだったら直ぐに移動できてしまいます。バスを利用したツアー旅行だとその日に行き先を変更することは難しいですし、たとえ100km先で綺麗なオーロラが出ていたとしても、目にすることはできません。
②オーロラの出る場所と時間を予測する
オーロラ観測に出かけるために、オーロラの出る場所と時間を予測します。まずオーロラを観測するための絶対条件として、天気が良いこと。これはスマートフォンの天気予報でも良いですし、旅行先がアイスランドであれば、アイスランド気象庁のウェブサイトを参考にしても良いと思います。
次に、オーロラが出る場所と時間帯を予測します。そんなことできるの?と思うかもしれませんがオーロラ予報というものがあります。詳しくはよく分かりませんが、どうやらオーロラの強さは太陽の活動に関係があるようである程度予測が出来るみたいです。いくつか候補がありましたがアラスカフェアバンクス大学のオーロラ予報がお勧めです。英語のサイトですが、無料で見ることができる上、ビジュアル的にも分かりやすいです。右の方にあるkpというのがオーロラの強さで大きければ大きいほど、オーロラも強くなります。各時間帯におけるkp値が分かるので計画を立てる際に非常に便利です。ちなみに、時刻が世界標準時刻で表示されているので、それに対して、時差がある場合は、注意してください。アイスランドは時差がありませんので、何も考えなくてOKです。私がアイスランド滞在中の最大kp値は7でしたが、この日は緑だけではなく、紫やピンクに輝き、カーテンのようになびく素晴らしいオーロラを観ることができました。
以上2つの天気予報とオーロラ予報を駆使し、オーロラ観測に出かける場所と時間を決定しましょう。あとは、レンタカーで向かうだけです。
③オーロラと雲を的確に見極める
さて、最後は観測現場についてからのお話になります。それはオーロラが出ている時に、オーロラときちんと認識するということです。非常に強いオーロラは、みなさんがイメージするような緑やピンク、紫に輝き、カーテンの様になびいているので、初めて見る方でもすぐ分かります。厄介なのが、出始めのオーロラや、弱いオーロラです。これらは肉眼で観ると、薄い雲の様に見えるため、初めて観る方は、素通りしてしまう可能性が大です。特に出始めのオーロラはその後、強さを増すことがあるので、そのまま素通りしてしまっては非常にもったいないわけです。ここでオーロラと雲を見極めるポイントを2つ紹介します。これらは、ゲイシールという街に宿泊した際に、宿のスタッフから教えてもらった方法です。
(2)白っぽいものの背後に星が見えるかどうか確かめる
まずは(1)について。オーロラの場合は、肉眼では白っぽく見えてもカメラで撮影するとしっかり緑色に写ります。
次に(2)です。オーロラの場合は、白っぽく見えている背後に星をみることができますが、雲の場合は、何も見えない場合が多いとのこと。以上2つを駆使し、的確にオーロラを見極め、チャンスをものにしましょう。私もこの方法で、以下の様な素晴らしいオーロラに出会うことができました。
この時も、初めは薄い雲がかかっている様に見えていたのですが辛抱強く待っていると次第に光が強くなっていき、最終的には夜空に綺麗な緑のアーチがかかりました。この時、諦めてホテルに帰って行ってしまった人もいましたので、悔しい思いをしないためにも、これらを頭に入れておいて頂くといいと思います。
おわりに
今回はオーロラに出会う確率をぐーんと上げる3つの方法について紹介しました。ちょっとしたコツですが、効果大なので、オーロラ旅行に行かれる際はぜひ試してみてください。
この他にも、写真や旅行、キャンプに関する記事を書いています。トップページにおすすめの記事をリスト化してますのでよろしければ是非覗いてみてください。また、右上にInstagram、You Tube、Twitterのリンクがありますのでよかったらチェックしてみて下さい。
記事内で気になったことをこちらからGoogle検索できます。
※ブログランキングにエントリーしました!この記事がいいね!と思ったらポチッとお願いします!