Amazonブラックフライデーセールで購入した光害カットフィルター NiSi ナチュラルナイトフィルターで試し撮りしてきたので、その効果についてシェアしたいと思います。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
光害カットフィルター NiSi ナチュラルナイトフィルターで試し撮り
ナチュラルナイトフィルターとは人口光の波長をカットして、夜空を美しく移すために開発されたフィルターで、星空の撮影や夜景の撮影に使用されます。前々から気になっていたので今回購入してみました。私が購入したのはFUJIFILM X100シリーズ専用のフィルターセットです。
円形タイプのフィルターも、もちろんあります。
作例を撮ってきたのでその効果を見ていきましょう。まずは夜景から。


撮影条件は、
| 設定項目 | フィルターなし | フィルターあり |
|---|---|---|
| シャッタースピード | 25sec | 30sec |
| ISO | 800 | 800 |
| 絞り | f5.6 | f5.6 |
ナチュラルライトフィルターを装着すると1/3段程度暗くなるそうなので、シャッタースピードで調整しています。また、写真は両者比較できるようにホワイトバランスのみ調整しています。
どうでしょう?ほぼ効果なしです…。ちょっと期待外れでした。ただよーく見ると明るいところの色がフィルターありの方が濃く出ているような気もしますが、気のせいかもしれません。
良かった点としては、フィルターを付けても、解像度の低下は感じなかったです。


この通り、画質の劣化はほとんどありません。
気を取り直して今度はオリオン座を撮影してみました。こちらは違いが出ました。


三ツ星下のオリオン大星雲を見れば分かると思いますが、星雲の赤っぽい色がフィルターありの方が色濃く出ています。このくらい違いが出ると、フィルターを使用する価値がありますね。
現在は季節がら難しいですが、夏になったら天の川なんかを撮ってみれば結構違いが顕著に出るかもしれません。
まとめると、
- 夜景では大きな効果は期待できない
- 画質の劣化は、ほとんど無さそう
- 星空撮影では効果を発揮
ご興味ある方はぜひ。
おわりに
”写真と動画を楽しむためのロードマップ”をトップページにまとめていこうと思います。初心者の方でも、全体を理解しやすいよう、体系的な説明を心がけています。ぜひご覧ください。
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