こんにちは。今回はアイスランドで人生初のオーロラを撮影したときの話をシェアしたいと思います。撮影場所、撮影方法、Lightroomを使用したRAW現像のプロセス、使用した機材まで公開しますので、よろしければ最後までご覧ください。
アイスランドで人生初のオーロラを撮ってみた。
実際に撮影したのがこちらの写真。
人生初のオーロラで、必死で空にカメラを向けたのを今でも鮮明に覚えています。間違いなく死ぬまでに一度は見た方がよい光景です。
撮影場所
撮影場所は、オーラフスビークという小さな港町です。首都のレイキャビークから車で4時間くらいだったと思います。Kirkjufell(キルキュフェル)というアイスランドで有名な山が近くにあるので、この町で一泊しました。
ちなみにKirkjufell(キルキュフェル)はこんな感じの山です。
撮影方法
オーロラの撮影にはいくつかのコツがあります。別の記事にまとめていますので、ご興味ある方はご覧頂ければと思います。
設定値は以下の通りで撮影しました。ただし、後に紹介する動画にあるように、かなり露出アンダーです。この写真における適正露出は以下の設定に対し、+2段分くらいかと思いますので、その点はご注意ください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
シャッタースピード | 27sec |
ISO | 400 |
絞り | f3.5 |
焦点距離 | 24mm |
Lightroomを使用したRAW現像
次に撮影した写真のLightroomにおける現像プロセスを紹介します。Lightroomって何?って方は、以下の記事を先にご覧ください。
以下の動画の5:56~をご覧いただければ、RAW現像のプロセスをご覧いただけます。なお、最初から通しでご覧いただければ、本記事で紹介している内容を網羅しています。
使用した機材
撮影に使用した機材を紹介しておきます。カメラはNikon D600を使用しました。発売から、ずいぶん経ちますが今でも現役で使用しています。風景写真を撮る上では、十分使えますし、画質も非常に良いです。ただし、センサーにダストが付きやすく、他のカメラに比べ、頻繁にメンテナンスが必要なので、その点はご注意ください。
次にレンズ。同じくNikonのAF-S NIKKOR 24-85mmを使用しました。D600のキットレンズとしても販売されたレンズですが、絞れば非常に描写は綺麗です。フルサイズ用のレンズとしては軽量で気軽に外に持ち出せるので、おすすめです。中古市場にも多く流通していますので、低価格でゲットできるのもポイントです。
次に三脚です。この写真を撮影した当時は、あまり撮影機材にお金をかけておらず、ヨドバシカメラで購入した3000円くらいの三脚を使用していました。やはり、フルサイズ機用に使用する場合は、ある程度しっかりした三脚を使用した方がいいと思います。
参考までに私が現在愛用している三脚を紹介しておきます。Manfrotto 190goのカーボンモデルを使用しています。持ち運びできるサイズ感と、高い剛性を両立している素晴らしい三脚です。センターポールを横向きにするとスーパーローアングル撮影も出来るので使い勝手も抜群です。あとはネジを回して足をロックするナットロック方式を採用しているのも個人的にはうれしいところ。
次に三脚と合わせて使用している自由雲台も紹介しておきます。SIRUIというメーカーの自由雲台を使用しています。これ、中国製なんですが品質は抜群。結構巷では有名ですがほんとにおすすめです。フルサイズ一眼+大きめのレンズでもしっかり固定してくれます。工作精度が高いのか使い心地も滑らかで気に入っています。
最後に、レンズヒーターを紹介しておきます。オーロラのように寒い地域で撮影するとレンズに結露する場合があります。それを防ぐために使用するのがこちらのレンズヒーターです。使い方は非常に簡単で、レンズの先端に巻き付け、モバイルバッテリーに接続するだけです。マストではないですが、持っておくと安心です。
おわりに
今回はアイスランドで撮影したオーロラの写真について、撮影場所、撮影方法、Lightroomを使用したRAW現像のプロセス、使用した機材までを紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。
この他にも、写真や旅行に関する記事を書いています。トップページにおすすめの記事をリスト化してますのでよろしければ是非覗いてみてください。
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