本日はニュージーランド南島の大自然を巡る旅行についてお話します。この記事でお伝えしたいのは、ニュージーランドが自然好きにはこの上なく素晴らしい国であること、そしてちょっとした工夫で思った以上に安く旅が出来ることです。
大手旅行代理店のツアー代金を見て躊躇していた方も、是非ご覧になっていただければと思います。
はじめに
※2019年10月より、NZeTa(電子入国許可証)とIVL(観光税)の事前申請が必要になりました。詳しくは以下の記事にまとめていますのでチェックしてみてください。
【画像付き】10分で完了!NZeTAとIVLの申請方法
まず本記事の前提条件をお伝えしておきましょう。
冒頭にもある通りでこの記事で紹介するのは大自然に溢れたニュージーランドの南島になります。自然が好き、星空が好き、大自然の中をドライブしたい、治安が良くて安心して旅できるところが良い、ワインが好き、羊がたくさん見たい!ってな方に非常にお勧めの記事となっています。
私自身もこれまで行った国の中で一番惚れ込んだ国で、連続で行ってしまうほどです。
特に星空については、世界的に有名なだけあって、桁違いです。日本でも綺麗に見えるところもある!と思っている方は一度、下の記事をご覧になってください。本当に桁違いなんです。
星空観測・撮影は何よりも場所が大事 ニュージーランドは桁違いだった
以下に参考までに私が2019年のゴールデンウィークにニュージーランドを旅した際のコースと旅程、かかった費用を紹介します。
まずはコースから。南島の中央部をぐるっと一周してきました。クイーンズタウンやミルフォードサウンドも素晴らしいのですが、今回は旅程的にこれが限界でした。
旅程ですが、レンタカーを借りて7日間かけて旅をしました。初日の夜に出発し、テカポに1泊、ワナカに2泊、フォックスグレーシャーに一泊、クライストチャーチに一泊しました。
割とゆったりした日程でしたが途中たくさん寄り道出来ましたし、登山も出来たので大満足です。
次に費用です。私は友人と2人で行きましたので、2人で行った場合の1人あたりの料金になります。内容については後に詳しく説明致しますが、人数が増えればもっと単価を抑えることも可能です。
これでもツアーで行くよりは10万円以上安かったですが、ゴールデンウィークで航空券が高かったり、レンタカーを4WDの大型車にしたり、ホテルはゆっくり過ごせるようモーテルを選んだりしたので、もっと安く済ませることもできます。
なお、海外旅行保険は、必要に応じて別途加入下さい。
旅程の立て方
お金と時間に余裕が有れば、長く滞在できるに越したことはありませんが、多くのサラリーマンの方はそうはいきません。短い期間で効率的に楽しむために以下のポイントを抑えましょう。
(2)季節は好みに合わせて選ぶ
(3)月が出てない期間を選ぶ
まず(1)については、ニュージーランドの南島へは乗り継ぎがよくても12時間くらいかかります。往復合わせれば約丸一日の時間を消費してしまいますので、現地で観光する十分に時間を取ることを考えると最低1週間は欲しいところです。
また、スケジュールは余裕を持って立てた方が良いです。ニュージーランドは魅力的なところが多すぎるため、なかなか予定通りには進まないのと、急激な天候の変化により、旅の一時中断を余儀なくされることも少なくないからです。
次に(2)についてです。基本的にニュージーランドはどの季節に行っても楽しめますので、好みに合わせて旅行する季節を決めればいいかと思います。
ニュージーランドの四季についてはnewzealand.comに詳しく書かれていますので見てみてください 。
基本的にどの季節もオススメですがもし以下の写真のような迫力ある天の川(さそり座付近)を見たければ5月〜10月頃がオススメです。
次に(3)についてです。せっかくニュージーランドの南島に行くなら、夜は満天の星空を見たいですよね。星を見る時に非常に邪魔になるのが月です。月齢カレンダーでチェックし、新月付近で日程を組むようにしましょう。(月齢は世界共通ですのでご心配なく。)
大手旅行代理店のツアーより格安でニュージーランドを旅行するためには?
これは至って簡単。旅行代理店を通さず自分で予約してしまいましょう。慣れると非常に簡単ですし、今回紹介するものは全て日本語対応されていますので安心です。
さらにニュージーランドランド旅行を格安に抑えかつ、最大限に楽しむ方法として皆さんにお勧めしたいのは、レンタカーを借りてロードトリップすることです。人数が増えるほど、安く抑えられますし、自由に行動することができます。
ニュージーランドは大自然にあふれていますので観光スポットではなくとも、車を停めて景色を眺めたい場面がたくさん出てきます。ツアーのバスではこういったことが出来ないですよね。断然レンタカーのセルフドライブをお勧めします。
また、ニュージーランドは日本と同じ右ハンドルですし、車通りも少ないので運転が非常に簡単なので初めての海外ドライブという方も安心です。
※ニュージーランドでレンタカーを借りる場合は、国際免許証が必要となりますので、ご準備下さい。国際免許取得はめちゃくちゃ簡単で、パスポートと運転免許証を持って免許センターへ行けば、即日発行できます。警察署でもできますが2週間くらいかかるのと、5×4cmの顔写真を持参する必要があるので、免許センターがお勧めです。
①航空券の予約方法
航空券はニュージーランド航空の一択です。まず、サービスの質がいいのと、頻繁にセールを実施していて値段も案外安いです。南島に行くにはオークランドを経由して行きますが乗り継ぎがよく、時間を有効に使えるのもメリットの一つです。あとは機内でニュージーランドワインを楽しめたり、機内安全のビデオが面白いことでも有名で、飛行機に乗ったらすぐにニュージーランド気分を味わえます。
先日のオールブラックス来日記念セールの際はクライストチャーチの往復便が10万円台だったりしたので、タイミングが合えばかなり安く購入できます。
②宿の予約方法
宿に関しては、料金比較サイトで最安値をチェックしてから予約するのがおすすめです。私が最近よく使用しているのは、ホテルズコンバインド。複数の大手サイトの値段を一挙に比較できて便利です。
また、民泊に抵抗がない方はAirbnbもおすすめです。現地の方と交流ができる上、値段もホテルと比べると非常に安く済みます。
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③レンタカーの予約方法
レンタカーについても料金比較サイトで探すのが良いと思います。シーズンや車種によって価格がまちまちなので、一括して調べることのできるサイトが便利です。ここでは
スカイスキャナーを紹介しておきます。どの会社でも問題ないとは思いますが、AVISやHertz、Thriftyなどの大手は料金は高めですが、営業所が空港のターミナルから近く、新しい車種が多いです。
おすすめスポット
①テカポ湖&マウントジョン天文台
まずは星空の美しさで世界的に有名なテカポ湖です。
やはり有名だけあって星空の美しさは日本とは比べものになりません。
なお、テカポとは言えども街には人工光があります。レンタカーで10分で良いので郊外に出かけて星空観測をすることをお勧めいたします。カメラと三脚があれば以下のような写真が撮れてしまいます!
星空の撮影方法は別の記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。
星空撮影のまとめ 準備から編集までのすべて
次にマウントジョン天文台です。テカポの街から車で約10分で着くことができます。
天文台からはテカポ湖が一望することができ非常にお勧めなスポットです。以下の写真の通り、真っ青な湖面は圧巻です。(加工してません。本当にこの色なんです!)
マウントジョン天文台では夜に星空観測ツアーを実施しています。夜は自家用車での立ち入りができませんのでツアーに申し込んで街から出発する形になりますが、興味のある方は街のビジターセンターを尋ねてみてください。日本語対応のツアーもあるようでした。
②プカキ湖
テカポ湖と合わせてお勧めしたいのがプカキ湖。テカポ湖から程近く車で30 分ほどで着くことができます。天気が良ければ湖の向こうにニュージーランドの象徴であるマウントクックを見ることができます。今回は生憎の天気でご覧の通り…
プカキ湖でお勧めしたいのがサーモンの刺身!そんなに期待していなかったのですが全く臭みがなく、非常に新鮮でこれまでに食べたサーモンの中でダントツで美味しかったです。是非お試しすることをお勧めします。以下の場所で買うことができます。日本の醤油とわさびが付いてますのでご安心を。
③ワナカ
ワナカはリゾート地として有名なワナカ湖に面した街です。自然に囲まれながらもレストランや宿泊施設が多く、非常に過ごしやす場所です。
もしハイキングがお好きなら、ぜひお勧めしたいのがロイズピークです。湖と山に囲まれたワナカの街を一望することができます。登山口には無料の駐車場もありますので安心です。
※なお、頂上までのコースはなかなかきついです。海外旅行や登山に慣れていない方は時間に余裕を持って望んでください。途中や頂上での休憩服め7時間程度あれば十分かと思います。
頂上からの眺めです。本当に美しいです。日本にはない景色ですよね。
次はワナカの木です。これはInstagramなどでもよく見るのではないでしょうか。湖に一本の木が生えていてその後ろには山々があり、非常に絵になる光景を見ることができます。ただし、多くのカメラマンが同じ被写体を狙っているのでプレミアム感は低いです…
④フォックスグレイシャー
最後にご紹介するのはフォックスグレイシャーという街です。ガイドブックなどでもあまり大きく紹介される場所ではありませんが個人的には非常にお勧めです。グレイシャーというのは氷河という意味ですがその名の通り、街から氷河を見ることができます。
以下は朝日を浴びる氷河を写したものです。観光客もほとんどいないので幻想的な光景を独り占めできます。
続いて紹介したいのがマセソン湖です。
マウントクックとマウントタスマンが湖面に反射する光景を見ることができます。これほどまでに素晴らしいリフレクションは人生で初めてでした。是非風のないタイミングを見計らって訪れることをお勧めいたします。
最後に地元の方に教えてもらった場所を紹介します。ここは観光客もほとんど居ないうえ、マウントクックとマウントタスマン、氷河の全てを見ることができる特別な場所なので是非チェックしてみてください。
こんな感じでベンチがあるので、朝ごはんやコーヒーを持参してゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
以上、ほんの一部ではありますがニュージーランド南島のおすすめスポットを紹介致しました。
おわりに
今回はニュージーランド南島への旅行について紹介しました。値段も案外安く抑えられますし、なんといってもスケールの違う大自然を味わうことができます。本記事をご覧になって興味を持っていただけた方は是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
近々、同じくニュージーランド南島のミルフォードサウンド周辺を旅行する予定です。これについても記事にまとめますのでご覧いただければ幸いです。
この他にも、写真や旅行、キャンプに関する記事を書いています。トップページにおすすめの記事をリスト化してますのでよろしければ是非覗いてみてください。また、右上にInstagram、You Tube、Twitterのリンクがありますのでよかったらチェックしてみて下さい。
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