本日は私が約1年間愛用してきたParrot社製ドローンANAFIを紹介したいと思います。同じ位価格帯、スペックのDJI Mavic Airとの比較や実際に使用してみて、良いところ、悪いところを簡潔にお伝えできればと思います。
こんな方におすすめ!
このParrot ANAFIは私にとっても初めてのドローンでした。買う前はいろいろと悩んだのですが、今は正しい選択をしたなと感じています。
そんな私が思うこんな方におすすめ!という項目を以下に挙げます。
➀クオリティの高い映像を撮りたい方
➁できるなら4kで撮りたい方
➂色も自分好みに調整したい方
➃でもなるべく低予算で押さえたい方
要するに、お金はそこまでかけたくないけど、クオリティの高い映像を撮りたい!って方におすすめなわけです。
こうなるとおのずと選択肢はParrot ANAFIかDJI Mavic Airの2つに絞られると思います。
これらの比較は次の項で見ていくことにします。
逆に4Kで撮れる必要はないけど、もっと安価に楽しみたいって方は2019年に発売され爆発的に売れているDJI Mavic Miniなんかがおすすめです。航空法の適用外なので自由度も高いですしね。
※Mavic Miniの購入を検討されている方は最初からFly more コンボを購入されたほうが良いと思います。そのほうが割安なのと、単品のバッテリが慢性的に欠品しているようで、なかなか手に入らないためです。
また、予算に余裕があり、もっともっと高画質なプロクオリティの映像を撮りたいって方にはハッセルブラッド社製のカメラを搭載しているMavic 2 Proがおすすめです。You Tubeなどにアップされている映像を見るとさすがにレベルが違いますね。
これ以外にも安価なトイドローンは数多くありますがぶっちゃけお勧めしません。操縦安定性がDJIやParrotに比べ著しく低いですし、映像のクオリティも記録ができる程度のものなので結局使わなくなってしまいます。
DJI Mavic Airとの比較
10万円以下のカテゴリーで4K動画が撮れるドローンとなると前述したとおり、Parrot ANAFIかDJI Mavic Airの二択になると思います。
※現在AmazonではFly More コンボのみの扱いのようです。
まずはこれらのスペック比較をしていきましょう。
まずはParrot ANAFIのほうが優れているところから。表の中で青字で示しています。
値段が2万円くらい安い
これは非常に大きいですよね。当然Mavic Airよりも良いところ、悪いところがありますので以下をご覧になったうえで、この2万円がお得なのか否かをご判断いただければと思います。
軽くて飛行可能時間が長い
たった4分の差ですが、結構大きかったりします。電池が切れそうになったら一度飛行開始地点に戻らなければいけませんからね。取れる映像も変わってきます。
4Kシネマ解像度で撮れる
これはMavic Airにはない機能です。4k UHDの解像度を少しだけ横長にしたシネマ解像度で映像を残すことができます。シネマティック表現をしたい方はトリミングせずに済みますのでプラスポイントですね。
Log撮影が可能
ANAFIはLog撮影が可能となっています。一方、Mavic Airは非搭載です。(D-cinelikeというカラープロファイルがありますが少しコントラストが高めです。)
Log撮影というのは後に色補正をすることを前提にしたカラープロファイルになります。取れる映像は灰色がかったコントラストが超低い映像なのですが、後に色補正を加えることでダイナミックレンジの広いシネマティックな映像を得ることができます。
これについては次の項で作例を交えて紹介していきます。
ちなみにこれに加えて、Parrot ANAFIにはHDRというカラープロファイルがありますが、全くおすすめできません。とにかく色が不自然なんです笑。おとなしくLogで撮影して自分好みの色に調整しましょう。
次にParrot ANAFIのほうが劣っている部分。表の中で赤字で示しています。
120fps非対応
Parrot AnafiはFHD解像度で60fpsまでしか対応していないため、スローモーション撮影をしたい方には不向きです。一方Mavic AirはFHD 120fpsに対応しているので、例えば水に飛び込むシーンなんかをドラマティックに撮影することができます。
内部ストレージがない
カメラなどでもよくSDカードをさし忘れる、という方にはMavic Airのほうが良いかもしれません。8GBあれば一回分の飛行くらいは4Kでも記録できますからね。
一方Anafiは出先にMicro SDを忘れたら最後。記録できません。
障害物検知センサーが非搭載
やはりDJIは安全機能は充実していますよね。一方でAnafiは非搭載です。
ただダイナミックな映像を撮ろうとすると草や木の近くを飛ばしたりします。そういった際には結局障害物検知センサーはOFFにするので、個人的にこれについてはあまり気になりません。
以上が2機の比較になります。まぁどちらも非常に良いドローンです。何を重視するかによって変わってくると思います。
作例紹介
いろいろ紹介してきましたが結局どんな映像が撮れるの?となりますよね。
私が日本とニュージーランドで撮影した作例を紹介します。
少し慣れればこんな映像が簡単に撮影できてしまいます。個人が手軽にこんな映像を残せるってほんとに良い時代に生きてると思います。
合わせて買いたいモノ
Parrot Anafiを購入したら合わせて買いたいアクセサリ類を紹介しておきます。
まずはNDフィルターです。シャッタスピードが短すぎるとパラパラ漫画のような映像になってしまいます。それを防ぐためにNDフィルタを装着し、シャッタースピードを下げてあげます。大体フレームレートの2倍分の1秒くらいのシャッタスピードが理想とされています。
次に専用のケースです。ANAFIのコントローラってスティックが脱着できないのでバッグの中で引っかかり、煩わしいので私はこのケースに入れて持ち運びしています。(ちなみにDJIのコントローラはスティックが取り外せるのですごくコンパクトになります。)バッテリや予備のプロペラもまとめて収納できるので結構おすすめです。
おわりに
今回は私が約1年間愛用してきたドローンParrot ANAFIについて紹介しました。低コストで作品撮りにも十分使用できるドローンです。購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
この他にも、写真や旅行、キャンプに関する記事を書いています。トップページにおすすめの記事をリスト化してますのでよろしければ是非覗いてみてください。また、右上にInstagram、You Tube、Twitterのリンクがありますのでよかったらチェックしてみて下さい。
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