今回はタイムラプス動画を作成するためのソフトウェアの紹介です。昨今はカメラ内でもタイムラプス動画が作成できてしまいますが、これだと、写真一枚ごとに細かく編集することはむずかしいですよね。今回はそんな問題を解決してくれるLRTimelapseを紹介します。AdobeのLightroomとPhotoshopを既にお持ちの方であれば、無料で4Kタイムラプス動画を作成することが出来ます。
LRTimelapseを使ってタイムラプス動画を作ってみた。
実際に作成した動画がこちら。特に、夜景や星空など、撮影している最中に明るさが変わるような場合にこのLRTimelapseは力を発揮してくれます。
LRTimelapseとは?
LRTimelapseはタイムラプス動画を作成することに特化したソフトです。タイムラプスを構成する写真を細かく編集でき、またそれらを滑らかに違和感なく繋いでくれます。LRTimelapse単体では使用することが出来ず、AdobedのLightroomと連携して使用することになります。アドオンのようなイメージですね。
より詳しくLRTimelapseについて知りたい方は以下のLTRimelapse日本国内サポートセンターホームページをご覧ください。
タイプラプス動画作成の手順
まずは手順の前に、必要なソフトのインストールについて紹介しておきます。前述した通り、今回はLRTimelapseとLightroom、Photoshop の三つのソフトを使用します。LRTimelapseについては、以下のリンクからダウンロード&インストールしてください。無料版、有料版がありますが、無料版で十分です。無料版は1回あたり最大400枚までと、フルHDまでの書き出しという制限がありますが、400枚撮影できれば10秒を超える動画が作成できますし、後述するPhotoshopを併用する方法を使えば4K動画の書き出しも出来てしまいます。
LightroomとPhotoshopについては、すでにご使用の方も多いとは思いますが、AdobeのサブスクリプションサービスのCreative Cloudフォトプランを契約することで、どちらも使用することが出来ます。いきなり有料は…という方は無料体験もあるので、是非一度お試しください。
それでは実際の手順について紹介していきます。大まかな流れとしては以下の通りです。
- LRTimelapseでキーフレームとなる写真を選択
- Lightroomで選択した写真のみを編集
- LRTimelapseで写真を滑らかに繋ぐ
- Lightroomですべての写真を書き出し
- Photoshopですべての写真を動画として書き出し
1~4までの手順については、LRTimelapseの公式チュートリアル動画を参考に頂ければ分かりやすいかと思います。日本語字幕にも対応しているようですので、必要に応じてご利用ください。この動画で参考にしていただきたいのは~14:10までで、その後の動画の書き出しについてはPhotoshopで行い4K解像度で書き出します。(無料版のLRTimelapseを使用しても、それぞれの写真は4K解像度で書き出されますのでご安心ください。)
写真の書き出しがすべて終了したら、以下の手順でPhotoshopにて動画の書き出しを行います。
- Photoshopを立ち上げる
- 開くをクリック
- 先頭の写真を選択した状態で、画像シーケンスをクリックし、開く
- ファイル→書き出し→ビデオをレンダリングをクリック
- 解像度などを選択し、レンダリングをクリック
所要時間は5分以下で完了すると思います。もしご不明点あれば、InstagramのDMでご連絡いただければと思います。
おわりに
今回はLRTimelapseを紹介しました。少々手間は掛かるもののワンランク上のタイムラプス動画を作成することが出来ます。是非お試しください。
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